こんにちは!代表です。
第14回あるぼら・第15回あるぼらの活動費で「おだかぷらっとほーむ」に「テレビ」を寄付させて頂きました。
今回、報告会に来れる方が少なかったのもあって、HPでも詳細を報告させて頂きます。
長文になりますが読んで頂けたら頑張って書いた甲斐があります!(訳:最後までぜひ読んでみて下さい!)
○小高という場所
小高区は福島県南相馬市にあります。
以前に寄付をさせて頂いた「浮舟の里」と同じ地域です。
この場所は福島第一原発から20km圏内にあり、未だに避難指示の解除がされていない地域です。
僕も昨年の春に実際に訪れました。
建物はあるのに人はいない。
生活音や匂いがしない。
「怖い」という感覚を覚えました。
○「おだかぷらっとほーむ」
その小高区で活動をしているのが「小高を応援する会3B+1」です。
震災後に生き残った自分たちに何か出来ることはないかと考えて様々な活動をしている団体です。
小高という土地を好きになって欲しいという風にお話していました。
今回はその「小高を応援する会3B+1」が運営しているフリースペース「おだかぷらっとほーむ」にテレビを寄付します。
おだかぷらっとほーむは小高駅の目の前にあり、小高に住んでいる人たちや外からボランティアなどで訪れた人が「ぷらっと」立ち寄れる場所でありたいという願いがこめられています。
実際、帰ってきた住民や別の地域からボランティアで来た人たちなど、たくさんの人たちが訪れる場所になっています。
○何故テレビなのか。
テレビというとやはり「娯楽」というイメージでしょうか。
でも今回の寄付は主に「情報伝達」の手段としてテレビが意味を持ちます。
① 小高に住んでいる人に向けて
小高では今、様々な情報が飛び交っているそうです。
行政が発信する情報・市民団体が発信する情報・インターネットで発信されているもの・その場所に行かないと手に入れられない情報…。
小高に戻ってくる人のうち高齢の人も数多くおり、住民一人ひとりがそれらの情報を全部集めるのは非常に困難です。
そこで、それらの情報をまとめて住民に伝える場としてぷらっとほーむ、伝える手段としてテレビを用います!
ぷらっとホームに来れば小高の現状や今後のことが分かるような場所になればいいなと思います。
② 別の地域から来た人に向けて
おだかぷらっとほーむではボランティアなどで外から来た人たちにも震災の体験談や小高の震災後の移り変わりなどを知ってもらいたいと思い、動画として作っています。
※You Tubeにもたくさんある動画のうち一つを挙げています(youtubeに飛びます)
これらの動画をいつでも流せるように、かつパソコンを使うよりも多くの人に見てもらうためにテレビを使います。
今回、避難指示が解除されるというこのタイミングで小高で頑張っている皆さんに出会えたこと・そして微力ですが応援することが出来たことを非常に嬉しく思います。
5年が経ち熊本の地震もあったりする中で、まだ住めない地域がありそこで強い意志を持って頑張っていらっしゃる人たちがいる。
そのことを知ること・伝えることが僕たちに出来ることだと思っています。
今回の寄付に関わって頂いた皆さんにこの場を借りてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
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