2017年6月24日・25日に、あるぼら運営メンバー4人(金谷、渡邊、門西、菅原)で東北を訪問しました。
フェリーで朝仙台につき、次の日に飛行機に乗る、という弾丸東北旅行でしたが、多くの人と会い多くのことを学んで帰ってきました。
東北1日目
こんばんは!
財布をフェリーに忘れた!と思い込んで焦ってたら、ポケットに入ってたというドジをした渡邉です。(2019年卒業)「灯台もと暗し」ってのを全力で味わいました。
今日は東北訪問1日目、「福島訪問」の報告をしていきます!
今日の午前にフェリーで仙台に着き、電車で仙台駅から福島県の相馬市へ。
相馬市で現地のガイドさんと合流し、ツアー形式で福島の各所を訪れました。
まずは相馬市にある「伝承鎮魂記念館」へ。
館内では震災で亡くなった方々全員の名簿や、相馬市を襲った津波の映像などがありました。
津波の映像は衝撃的で、町が海の一部と何ら変わらないような姿になっており、改めて津波の恐ろしさを感じました。
次は浪江町にある「希望の牧場」を訪れました。
浪江町は原発20キロ圏内に位置しており、今年の3月に避難区域が解除されたばかりです。
本来、原発から20キロ圏内の家畜は殺処分するように命じられているのですが、「希望の牧場」では汚染された牛を殺処分することなく飼育しています。
また、牧場経営者である吉沢さんから、浪江町の現状や被災者の今、これからの日本についてなどのお話をさせていただきました。
とても熱い意思を持った方でした。
最後に原発の近くを訪れました。
それでも原発から遠く離れていたのですが、この目で実際に原発を見ることができました。
そして今では誰もいない「請戸小学校」を訪れました。
津波に襲われ、建物の一部が損壊していました。
また、校舎に掛かった時計は津波が来た時刻で止まっており、そのままの状態となっています。
福島はまだまだ復興とは想像よりも程遠く、未だに多くの支援を必要としています。僕は今回の訪問でこのような状況を再認識することができました。この事実をもっと多くの人に伝えていかなければならないと思います。
他にもいくつか訪れた場所があったのですが、この3ヶ所を紹介させていただきました。
今は仙台に戻っています。
東北2日目
こんばんは!あるぼらに新しく仲間入りしました門西です!(2019年卒業)
今回は私から東北訪問2日目「石巻訪問」の報告をさせて頂きます(^ ^)
今日は朝仙台を出発して、昼前から「にじいろクレヨン」という、今回の寄付先として検討している団体を訪問してきました!この団体は被災したこどもたちの心のケアをすることを目的に活動しています。その活動の1つがにじいろクレヨン活動です。これは週末に復興公営住宅や地域の集会所を訪問して、子どもたちに遊び場を提供するというものです。今回はこの活動に参加し、実際に子どもたちと触れ合ってきました(^ ^)♪
子どもたちはみんな元気いっぱいで、学年構わず皆わちゃわちゃと楽しく遊んでいました。地域の子どもが一斉に集える場づくりは、子どもを介し、地域のつながりをも強くするため、素晴らしい取り組みだなーと改めて思いました(﹡ˆoˆ﹡)
次に早速、電車で石巻に移動しました!
石巻ではまず、以前に絵本やマンガを寄付させていただいた「石巻子どもセンターらいつ」さんを訪問しました。(あるぼらが寄付した絵本とマンガは、ちゃんと本棚に収納されていました!)驚いたことに、この施設の設備は全てその地域の子どもたちが自ら企画・立案したものなんだそうです…!カラオケやボイトレ部屋なんかもありました♪ 子どものやりたいことがいっぱい詰まった、夢のような施設でした(^ ^)
そしてそして次に、少し歩いて石巻市復興まちづくり情報交流館に行ってきました!ここでは、震災で実際にどのような被害があったのか、具体的な実情を知ることができました。震災当時の詳細な情報や、現在に至るまでの復興への道のりを事細かに知ることができました。また、施設の方はとても気さくで、私たちに丁寧に分かり易く説明をして下さりました。
そして最後に、日和山公園に行ってきました!この公園は丘の上にあるため、急斜面を登らなくてはなりませんでした。やっとの思いで登り切ると、そこからは石巻市内を一望できる眺めがありました。あいにくの霧で見晴らしはあまり良くはなかったのですが、海に近づくにつれて家屋がほぼゼロといった、津波がもたらした悲惨な現状を目の当たりにしました。
今日は石巻を中心に紹介させていただきました。2日間、本当に充実した東北訪問でした。