最後に

あるぼら運営メンバーの菅原です。

これまでの3回の東北訪問をまとめて振り返っているうちに、3年間の思い出が沢山よみがえってきました。

 

 

東北の様々な団体と関わらせていただき、沢山の大学生がアルバイトを一緒にしてくださりました。

たくさんの人と出会い、たくさんのことを学ぶことが出来たな、と改めて思いました。

 

先日あるぼらのFacebookで投稿したとき、過去の寄付先の方がコメントをくださりました。

こうやって私たちの活動を見守っていてくれることを嬉しく思います。

 

去年の今頃を思い返すと、私たちの代6人だけで後輩がいなかったため、「あるぼらは私たちの代で畳むことになるのではないか」と思っていました。

しかし今年は素敵な1年生が5人も入ってくれました。

また、1年生だけでもあるぼらをこれからも続けていこうとしてくれています。

後輩たちには本当に感謝しています。

 

 

 

2018年9月北海道で地震がありました。

 

安平町を訪問した際、牧場を経営している方が

「次またほかの場所で地震があったら、胆振東部地震も忘れられてしまうだろうな…。」と仰っていました。

私たちは東北支援団体あるぼらなので、実際東北にも同じことをしてしまっているのではないかと思いました。

 

そのとき連絡を取っていた東北の方が、

「今は北海道が大変なのだから北海道のために何かしてあげたらいいのでは」と仰ってくれました。

それを機に私たちは胆振東部地震の被災地と関わることを決めました。

 

 

夏の花火大会でアルバイトをしたお金があるので、それをどこかに寄付できないか、と現地を訪問し探していました。

話を聞くうちに感じたことは、モノの寄付ではなく人との繋がりを求めていることでした。

若者があまりいないからこそ、大学生が町に足を運ぶだけでとても喜んでくれました。

 

「あるぼら」はアルバイト×ボランティアの略です。

アルバイトして稼いだお金をモノにして寄付する。

それは、離れた東北と関わる際に適していた体系かもしれません。

北海道の町と関わる際には、アルバイトもお金もモノも必要なく、ただのボランティアでいいのかもしれません。

 

後輩はあるぼらの伝統にとらわれず、後輩には自由にやりたいように活動してほしいなと思っています。

私たちの代はもちろん、2月に開いたあるぼらOBOG会に参加してくれた先輩たちもそう仰ってくれました。

 

後輩たちは、今は北海道と関わっていますが、東北とも関わりを続けたいという気持ちを持っているようです。

 自分たちのやり方で、自分たちのペースであるぼらとして活動していってくれたらなと思います。

 

最後に私の同期5人にメッセージを送って、終わりとさせていただきます。

 

今まで本当にありがとうございました。

 

 2019年3月28日 

菅原有紗


なべくん

私より早くあるぼらに入ってくれた唯一の人。当時私は1年生自分だけってことが不安ですぐに入ると言えなかったけど、なべくんが入ってくれたからすぐに入りました(笑)

独特の世界観を持つなべくんは話していてよくわからないこともあったけど、とても良い人でした。

ありがとう。

 

たむゆう

その次に入ったのはたむゆうかな。たむゆうはとにかく優しい人。

相手の気持ちをちゃんと考えられる人だなと思っています。

あるぼらのドライバーとして活躍してくれてありがとう。

これからも夢を追い続けてほしいなと思います。

 

ときよちゃん

雪まつりの参加者から運営メンバーになってくれてありがとう。

学生委員会やアルバイト、研究室が忙しいのに、あるぼらもやってくれてありがとう。

ときよちゃんの冷静な意見にはいつも新たな視点をもらっていました。

ありがとう。

 

たける

あるぼらの代表を引き受けてくれてありがとう。

幻の代表でいい、って言ってたけどここには書かせてもらいました。

たけるは、個性豊かで自由な同期をちゃんとまとめてくれたね。

そして何より1年生をきちんと育て、活動に参加してくれてありがとう。

たけるがいなかったら、1年生があるぼらを続けれてなかった可能性もあるほどです。

本当にありがとう。

 

ゆほんぬ

3年生から北海道に来てあるぼらに入ってくれてありがとう。

ゆほんぬも理想としたアットホームでキラキラした大学生活になったかは自信がないけど、ゆほんぬの謙虚な姿勢には本当に尊敬しています。

アルバイトに参加してくれる学生と沢山コミュニケーションを取れるゆほんぬは本当に輝いていたよ。

あるぼらに入ってくれてありがとう。

 

 




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